シーソーモンスター

単行本

伊坂 幸太郎

2019年4月5日

中央公論新社

1,760円(税込)

小説・エッセイ

出会ってはいけない二人が出会ったとき、世界の均衡は崩れ、物語は暴走するーー 【時代をまたいで疾走する、エンターテインメント小説2篇! 】 我が家の嫁姑の争いは、米ソ冷戦よりも恐ろしい。 バブルに浮かれる昭和後期の日本。一見、どこにでもある平凡な家庭の北山家だったが、ある日、嫁は姑の過去に大きな疑念を抱くようになり……。 (「シーソーモンスター」) 突然、僕は巻き込まれてしまった。時空を越えた争いにーー。 舞台は2050年の日本。ある天才エンジニアが遺した手紙を握り締め、彼の旧友と配達人が、見えない敵の暴走を前に奮闘する! (「スピンモンスター」)

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書店員レビュー(1)
書店員レビュー一覧

ひさだかおり

書店員@精文館書店中島新町店

(無題)

--
2
2020年01月16日

みんなのレビュー (10)

sai。m(_ _)m

ついつい引き込まれる

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3.9 2023年09月30日

嫁姑問題も、伊坂幸太郎にかかったら、 とんでもなくありえねー話になってしまう。 でもついつい引き込まれて読み進めてしまう。 もうひとつの話も、なんだかんだよくわからんながらも、 ついつい引き込まれてしまう。 つまりただただ伊坂幸太郎のファン。

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Machi

一気に読めた

starstarstarstarstar 5.0 2024年04月13日

最初は嫁姑問題のホンワカした話だと思って読み始めたけど、途中からは取り扱い注意の綾瀬はるかを思い出す展開。

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Readeeユーザー

(無題)

starstarstarstar 4.0 2024年01月21日

設定が好き。普通の嫁姑問題か〜って思ってほのぼの系かと考えていたら、物語がぐわぁんとびっくりがえって後半は早く早く!!と逸る気持ちでページをめくってました。おもろい。他の螺旋プロジェクトの作品も読みたいと思った。

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Readeeユーザー

(無題)

starstarstarstar 4.0 2023年10月28日

設定が好き。普通の嫁姑問題か〜って思ってほのぼの系かと考えていたら、物語がぐわぁんとびっくりがえって後半は早く早く!!と逸る気持ちでページをめくってました。おもろい。他の螺旋プロジェクトの作品も読みたいと思った。

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MAOW☪︎⋆

(無題)

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1.6 2023年10月02日

アベンジャーズシリーズに代表される「ユニバース化」みたいなことを小説でもしています。 映画業界ですらMCUを除きほぼ成功例が無いことを、小説で取り組もうとする心意気は買います。 ですが単純に面白くない・・・(笑) これではほかの作品にまで興味が出ません。 朝井リョウさんの作品だけは読みましたが。 でも朝井さんは作品内で「海だの山だのうるせえ!」的な不満を書いていますからあまり乗り気ではなかったのではと推測します(笑) 関係ありませんが私は海の幸がとことん苦手なのでたぶん山の人間です(笑)

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Readeeユーザー

(無題)

starstarstarstar 4.0 2021年08月28日

設定が好き。普通の嫁姑問題か〜って思ってほのぼの系かと考えていたら、物語がぐわぁんとびっくりがえって後半は早く早く!!と逸る気持ちでページをめくってました。おもろい。他の螺旋プロジェクトの作品も読みたいと思った。

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Readeeユーザー

(無題)

starstarstar 3.0 2021年08月15日

「海族」と「山族」が対立する歴史を、古代から未来までの日本を舞台に9組の作家が描く「螺旋プロジェクト」の1冊。 …ということを知らずに読んだ。嫁姑問題、って書いてある帯を見て面白そうだなと思って。 シーソーモンスター(昭和後期)とスピンモンスター(近未来)の2編。登場人物は一部被っている。 シーソーモンスターの序盤、ちょっと頼りない北山直人の語りから始まり、妻宮子と母セツの対立が描かれる。さすが伊坂さん、軽快な筆致で笑いどころも随所にあり期待が高まったところで宮子の過去が明かされる。なんと彼女は米ソ冷戦の裏で働いていた元スパイだった! ここで私のテンションがはねあがり、これは名作の予感!っと思った…思ったのだけども、「海族」と「山族」の対立というのがイマイチしっくりこなくて少し残念だった。 セツも元スパイで、病院の不正問題に巻き込まれた直人を2人で助けに行ったりするのだがセツが絶妙なタイミングで現れたり直人がなにも覚えていなかったり、うまくいきすぎて宮子のかっこよさが半減したというか。 「スピンモンスター」はさらにしっくりこなかった。水戸直政と檜山景虎、幼いころに自動車事故で家族全員を亡くした2人が「海」と「山」なのだが、最後檜山に水戸が拳銃で撃たれたのも「海と山の対立」で片付けられてモヤモヤが残ってしまった。いろいろ回収できてない気がする。「螺旋プロジェクト」の他の本を読まないとわからないのかな。

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紫陽花

(無題)

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3.6 2021年02月14日

偶然、以前に朝井リョウ著「死にがいを求めて生きているの」を読んでおり、より深く物語に入り込むことができた。 今後他のシリーズを読むかは分からないが、この2冊はセットで読むことをおすすめしたい。 偶然の出会いに感謝したい。

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Readeeユーザー

永遠のテーマ

starstarstarstarstar 5.0 2020年02月02日

螺旋プロジェクトの内の一冊。 *シーソーモンスター バブル期の話。 宮子かっこいい!!嫁姑問題で女の人が主人公(メイン)の話は新鮮で最高! 「天秤は釣り合っていなくてはいけない。シーソーは沈んだり、浮かんだりを繰り返すべきで、どちらかが常に同じ位置にいることは望ましくない。」 *スピンモンスター 近未来の話 シーソーモンスターと繋がった瞬間が最高。 伊坂幸太郎の繋がる瞬間、ハッ!となって楽しい。 戦争、監視社会、折り合い、真実と嘘の境界。人間が生きている限り消えないテーマ。 「争いたくなる気持ちは分かる。だけど、争わないほうが好ましい」と心優しきマイマイは言うのだ。 「争いはなくならない。だけど、折り合いをつけて生きていくしかない。その実践。」 最後は衝撃だった。

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(無題)

starstarstar
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3.6 2019年07月18日

読み始めてすぐに伊坂幸太郎さんの話の進め方に引き込まれる。

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