
綴る女
評伝・宮尾登美子
単行本
林 真理子
2020年2月19日
中央公論新社
1,650円(税込)
人文・思想・社会
高知の遊郭で芸妓紹介業を営む父と愛人の間に生まれる。実母は女義太夫。12歳で父母が離別し、義母に育てられる。1944年、国民学校の同僚の教師と結婚。同年、満蒙開拓団の一員として家族で満洲に渡るーー。 こうした自らの前半生に材を取った『櫂』『陽暉楼』『寒椿』『鬼龍院花子の生涯』『朱夏』『春燈』などの自伝的な小説で、ベストセラー作家となった宮尾登美子。生前宮尾と親しく、『白蓮れんれん』などで女性の人生を鮮やかにあぶり出してきた著者が、昭和と平成を代表する「国民的作家」の波瀾万丈の生涯に迫る。
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ケムケム
宮尾登美子の伝記ではなく、「評伝」なのだ!
宮尾登美子は、林真理子にとって憧れの作家だったそうだ。「櫂」を読んでから大ファンになったそうだ。宮尾登美子の生前から伝記を書かせてほしいと頼んでいたが、果たせないまま宮尾登美子は亡くなったらしい。 林真理子を熱狂させた宮尾ワールドは、高知で本当に存在したのかを確かめたくて、関係者に取材して書いたのがこの作品らしい。だから「評伝」なのだ。 大ファンと言いながら、林真理子は、プロの作家としての視点で宮尾登美子を綴っている。 「綴る女」は宮尾登美子でもあり、林真理子でもあるのだ。
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