
「グレート・ギャツビー」を追え
単行本
ジョン・グリシャム / 村上春樹
2020年10月8日
中央公論新社
1,980円(税込)
小説・エッセイ
プリンストン大学図書館の厳重な警備を破り、フィッツジェラルドの直筆原稿が強奪された。消えた長編小説5作の保険金総額は2500万ドル。その行方を追う捜査線上に浮かんだブルース・ケーブルはフロリダで独立系書店を営む名物店主。「ベイ・ブックス」を情熱的に切り盛りするこの男には、希覯本収集家というもう一つの顔があった。真相を探るべく送り込まれたのは新進小説家のマーサー・マン。女性作家との“交流”にも積極的なブルースに近づき、秘密の核心に迫ろうとするが…。あのグリシャムの新たな魅力を楽しむ本好きのための快作!全米ベストセラー。
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toruo
(無題)
なんとなくお久しぶりねの作家だし、訳者もなんとなくこの人の作品を翻訳するのか、という驚きがあったので手にとってみた。原題は味も素っ気もないのだけど邦題もなかなにベタでタイトルだけ見たらシドニー・シェルダンか、と思ったかも知れない。邦題については訳者もかなり悩んだ末のことらしいけれど。ストーリーはほぼタイトルどおりでプリンストン大学からフィッツジェラルドの生原稿が盗まれる。犯人グループは主犯以外すぐに逮捕されるのだけど原稿と主犯が行方を晦ましてしまう。フロリダで有力な独立系の書店を営む書店主が闇取引に関わっており原稿を所持していると疑われ、保険会社は彼のもとに独自にスパイを送り込む。このスパイがなかなか魅力的な女性で学資ローンと二作目がなかなかできないことに苦しんでおり...という設定。正直この作家がこんな作品を書けるんだという驚きがあった。そろそろ法廷シーンかと思ったけど最後まで出てこなかった!物語も良くできているのだけど書店主と舞台となるフロリダの島の設定が実に魅力的。素晴らしく楽しい作品でした。
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