大鏡の人びと
行動する一族
中公新書
渡辺実(日本語学)
1987年2月28日
中央公論新社
726円(税込)
小説・エッセイ / 人文・思想・社会 / 新書
『大鏡』は平安朝への訣別の書であると共に、中世文学の開幕を予告する書である。『伊勢物語』が発見したみやびは『源氏物語』のもののあはれに発展し、長く王朝の生き方となった。その優美な平安的振舞いを否定してこの歴史物語が新しく生みだしたこころたましひは、激しく行動する逞しさを身上とする。次代の精神として開花する兆しがここにうかがわれる。藤原道長を頂点とする平安貴族たちの生き方に新しい人間像を読み解く。
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