南氷洋捕鯨史
中公新書
板橋守邦
1987年6月1日
中央公論新社
619円(税込)
ビジネス・経済・就職 / 新書
南氷洋捕鯨に遅れて参入した日本は、全員参加型経営の強みを発揮して急速に捕獲量を伸ばし、世界一の座につく。しかし“捕鯨大国日本”の賞讃はやがて“資源収奪者”への批難とかわり、ついに10年間のモラトリアムへと追い込まれる。本書は南氷洋捕鯨半世紀の軌跡と国際的資源管理の歩みを追いながら、反捕鯨の国際世論がいかに形成されたか、また資源枯渇の責任を負うべきはどこかを明らかにし、商業捕鯨再開の道を提言する。
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