和同開珎

古代貨幣事情をさぐる

中公新書

藤井一二

1991年2月1日

中央公論新社

726円(税込)

人文・思想・社会 / 新書

日本最古の貨幣といわれる和同開珎は、その知名度に比して多くの謎に包まれている。鋳造当時の史料に“和同開珎”の刻銘の記事がない上、流通状況や範囲など、これまで歴史の空白となっていた。本書は、史・資料はもとより、内外の考古学の成果も駆使して、成立や呼称・伝播を検証するとともに、誕生間もなく横行する偽金造りの実態、その交換価値など、古代の人々の暮らしの中で、どのように使用されていたかを多岐にわたり描く。

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