
ラ・マルセイエ-ズ物語
国歌の成立と変容
中公新書
吉田進
1994年6月25日
中央公論新社
768円(税込)
エンタメ・ゲーム / 新書
一七九二年四月、好戦気分の〓@50FC揚するストラスブールで、文人肌の工兵大尉ルジェ・ド・リールの手によって《ライン軍のための軍歌》が作られ、瞬く間に口伝えで広まった。テュイルリー宮殿攻撃で名を馳せたマルセイユの義勇兵たちが歌い続けたことで《ラ・マルセイエーズ》と呼ばれるようになったこの歌は、紆余曲折の末、遂に国歌と決定される。一夜にして生まれた歌が、どう伝播し、評価され、制度化されていったのかを辿る。
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