日本の都市は海からつくられた

海辺聖標の考察

中公新書

上田篤(建築学)

1996年9月30日

中央公論新社

768円(税込)

人文・思想・社会 / 新書

海上から陸地を注視する漁民の「命綱」であるヤマから、海辺聖標の発生を説き、その日本の聖空間のネットワークを通じて、国土における都市の生成と展開を読む。さらにそのネットワークと、花綵列島の生態構造がもたらす海幸・山幸の生業から、日本人を農民でも漁民でもない「旬民」と位置づけ、常若、旬獲、生食、木の建築、元気な都市など独自の文化論を展開、平成不況などにより閉塞状況にある現代人に自信をよみがえらせる。

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