国家の論理と企業の論理
時代認識と未来構想を求めて
中公新書
寺島実郎
1998年9月30日
中央公論新社
726円(税込)
人文・思想・社会 / 新書
20世紀世界システムを基本づける国民国家が、企業のグローバルな活動と情報システムの発展によって内部から揺らいでいる。日本の動揺はとりわけ大きく、課題は重い。グローバリズムにいかに対応すべきか。日米中トライアングルをどう制御するか、そして日本の安全保障をどう構築するか。グローバルな企業活動の第一線で活躍し、硬派論壇の旗手として広い視界と骨太な構想力で定評ある著者が、日本の進路を経済の現場から考える。
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