ODA(政府開発援助)

日本に何ができるか

中公新書

渡辺利夫 / 三浦有史

2003年12月31日

中央公論新社

814円(税込)

ビジネス・経済・就職 / 新書

ODA(政府開発援助)は、日本の対外援助の主力として、一九九三年以降世界最大規模の支出額を誇ったが、国民の不信と批判にさらされ、大幅な削減を余儀なくされている。一方、欧米諸国は同時多発テロ以降、貧困をなくす手段としてむしろODAを重視する傾向にある。開発途上国側の課題が多様化したいま、ODAはどうあるべきか。現状と課題を平易に解説しながら、日本が国際社会のなかで果たすべき役割を考察する。

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