絵画の変
日本美術の絢爛たる開花
中公新書
並木誠士
2009年2月28日
中央公論新社
1,034円(税込)
ホビー・スポーツ・美術 / 新書
秀吉の活躍した一六世紀、日本絵画は多彩なあり方を見せた。何を対象にして、どう描くかという表現の問題だけではなく、絵画を鑑賞する場、制作者の側など、さまざまな点で変化があった。本書では、そのような新しい傾向を「絵画の変」と捉えて、その実態を具体的に浮かび上がらせていく。従来は絵画という範疇になかったものをも含む多様で豊饒な世界を通して、この時期の、そして、日本の美術の面白さを堪能する。
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