オランダ風説書

「鎖国」日本に語られた「世界」

中公新書

松方冬子

2010年3月31日

中央公論新社

814円(税込)

人文・思想・社会 / 新書

日本人の海外渡航を禁じた江戸幕府にとって、オランダ風説書は最新の世界情勢を知るほぼ唯一の情報源だった。幕府はキリスト教禁令徹底のため、後には迫り来る「西洋近代」に立ち向かうために情報を求め、オランダ人は貿易上の競争相手を蹴落すためにそれに応えた。激動の世界の中で、双方の思惑が交錯し、商館長と通詞が苦闘する。長崎出島を舞台に、「鎖国」の200年間、毎年続けられた世界情報の提供の実態に迫る。

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Readeeユーザー

(無題)

-- 2020年01月05日

とても難しかった。全体的にはオランダ風説書の歴史が述べられている。世界史日本史が混ざっていて、両方学ぶ必要があると思った

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