金融が乗っ取る世界経済
21世紀の憂鬱
中公新書
ロナルド・フィリップ・ドーア
2011年10月31日
中央公論新社
880円(税込)
ビジネス・経済・就職 / 新書
過去三〇年間、アングロ・サクソン諸国の資本主義の進展には一つの目立った特徴があった。金融業が実体経済に対する支配権を強化していく「経済の金融化」傾向である。時として金融市場が危機状態に陥ることだけが金融化を問題視する根拠ではない。それは、社会、政治、教育などにも憂うべき結果をもたらす現象なのだ。金融改革、弊害の是正はいかにあるべきか。日本の社会や資本主義への理解が深い碩学による警世の書。
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(無題)
一度は読み終わったが言いたいことがいまひとつはっきりしない。金融業が発達することは悪いことだと言いたいのだろうが…。再読の必要あり。
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