治安維持法

なぜ政党政治は「悪法」を生んだか

中公新書

中澤俊輔

2012年6月30日

中央公論新社

946円(税込)

人文・思想・社会 / 新書

言論の自由を制限し、戦前の反体制派を弾圧した「稀代の悪法」。これが治安維持法のイメージである。しかし、その実態は十分理解されているだろうか。本書は政党の役割に注目し、立案から戦後への影響までを再検証する。一九二五年に治安維持法を成立させたのは、護憲三派の政党内閣だった。なぜ政党は自らを縛りかねない法律を生み、その後の拡大を許したのか。現代にも通じる、自由と民主主義をめぐる難問に向き合う。

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(1

starstarstar
star
3.5

読みたい

2

未読

0

読書中

0

既読

3

未指定

15

書店員レビュー(0)
書店員レビュー一覧

みんなのレビュー

レビューはありません

Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください