入門!進化生物学
ダーウィンからDNAが拓く新世界へ
中公新書
小原嘉明
2016年12月31日
中央公論新社
968円(税込)
科学・技術 / 新書
生物はなぜこんなに多様なかたちをしているのか?餌の種類に応じてくちばしの形を変えた鳥、雄が交尾後の雌に貞操帯でフタをするトンボなど、多様な姿や驚きの行動が、どのようにして生起したのかを解説。さらに中立進化説、分子遺伝学や行動生物学といった最新の知見を紹介し、「挑戦する雄」が新たな種を生み出すとの新説や、過剰な適応は絶滅への道であることを提唱する。知的興奮に満ちた生き物好き必読の書。
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(無題)
動物の生態を通して進化論を検証。近年の進化論は自然淘汰だけでは説明がつかない理論がいろいろ補完されており、遺伝、共生、利己・利他、ウィルス進化論、性淘汰などさまざまだが生物が環境に適応する為の冷徹なまでの戦略は人間の感性で理解しようとするとなかなか興味深い。
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