科学技術の現代史
システム、リスク、イノベーション
中公新書 2547
佐藤 靖
2019年6月19日
中央公論新社
902円(税込)
科学・技術 / 新書
第2次世界大戦後、科学技術の力は増大する。その原動力は豊富な資金を持つ国家、特に米国だった。インターネットが生まれ、遺伝子操作が可能になり、原子力や人工衛星の利用が広がる。一方でリスクは巨大化・複雑化した。21世紀に入り、AIやバイオテクノロジーが驚異的な展開を見せ、中国や民間企業による“暴走”が懸念されるなか、世界は今後どうなっていくのかー。科学技術の“進化”の歴史と未来への展望を描く。
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アメリカの現代科学技術史
組織・体制、科学自体の信頼、科学と経済・社会との関わりの三点から、戦後アメリカの科学技術史を整理。 科学技術の研究自体も経済性を増してきているという考察が興味深い。自信のポジションを考えるにあたっても参考になる。 また、研究それ自体が自律性を持って進化するのか、国家や機関がコントロール可能かという観点で、マクロには自律性を持つもののミクロ個々ではそうとも限らない。自分が何をやるかを考える際、総体としては国家の白書やレポートが指し示す方向が正しいわけではないが、ミクロにはそれらの方向性が実現される分野もあるという意味に捉えられ、まだまだ参照する価値があるといえそう。
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