菅原道真

学者政治家の栄光と没落

中公新書 2559

滝川 幸司

2019年9月18日

中央公論新社

946円(税込)

人文・思想・社会 / 新書

学者ながら右大臣に昇進、無実の罪で太宰府に左遷された菅原道真(845〜903)。藤原氏が権力を恣にし始めたこの時期、紀伝道を家業に歴史と漢文を教える道真は英邁で名高く、宇多天皇に見出され異例の出世を果たす。遣唐使廃止など重大な国政にも関与、天皇の思惑に乗り皇子に娘を嫁がせるが、藤原氏の策謀により都を追われた。本書は、学者、官僚、政治家、漢詩人として、多才が故に悲劇の道を辿った平安貴族を描き出す。

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