政界再編
離合集散の30年から何を学ぶか
中公新書 2651
山本 健太郎
2021年7月20日
中央公論新社
924円(税込)
人文・思想・社会 / 新書
1993年に細川政権が発足し、日本政治は政界再編の時代に突入した。非自民勢力の結集は新進党で一度失敗するが、二度の合流で拡大した民主党が2009年に政権交代を果たす。しかし政権が崩壊すると民主党は四分五裂し、「第三極」も浮沈が激しく「一強多弱」に陥っている。大同団結しなければ選挙に勝てず、政党が膨らめば路線対立が激化するーージレンマを乗り越え、政権交代可能な政党政治を実現する道を示す。
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