幕府海軍
ペリー来航から五稜郭まで
中公新書 2750
金澤裕之
2023年4月20日
中央公論新社
902円(税込)
人文・思想・社会 / 新書
ペリー来航などの「西洋の衝撃」を受け、1855年に創設された幕府海軍。長崎海軍伝習、勝海舟らによる咸臨丸の太平洋横断航海、幕長戦争などを経て日本初の近代海軍として成長してゆく。鳥羽・伏見の戦いにより徳川政権は瓦解し、五稜郭で抵抗を続けた榎本武揚らも敗れてその歴史的役割を終えるが、人材や構想などの遺産は明治海軍へと引き継がれていった。歴史研究者・現役海上自衛官の2つの顔を持つ筆者が、幕府海軍を歴史と軍事の両面から描く。
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カルーアミルク選帝侯💙💛
(無題)
冷静、簡潔明朗な文章で、海上自衛隊幕僚である著者の経歴に思いを馳せた。 保有するのが大名や地方勢力であるため水軍は「海軍」ではない事、ペリー以前にも「動的」海防論があった事、咸臨丸の航海、艦隊行動について、近世社会から脱皮していく階級制度、榎本の選択、幕府海軍という日本海軍の基礎を固めた13年間が無駄で無かった事など、 短い文量で大変学びになった。 勤務忙しくて執筆遅れたのは全然謝らなくて良いよ…! しゃあなしすぎる。
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