日ソ戦争

帝国日本最後の戦い

中公新書 2798

麻田雅文

2024年4月22日

中央公論新社

1,078円(税込)

人文・思想・社会 / 新書

日ソ戦争とは、1945年8月8日から9月上旬まで満洲・朝鮮半島・南樺太・千島列島で行われた第2次世界大戦最後の全面戦争である。 短期間ながら両軍の参加兵力は200万人を超え、玉音放送後にソ連軍が侵攻してくるなど、戦後を見据えた戦争でもあった。 これまでソ連による中立条約破棄、非人道的な戦闘など断片的には知られてきたが、本書は新史料を駆使し、米国によるソ連への参戦要請から、満洲など各所での戦闘の実態、終戦までの全貌を描く。 【書評掲載案内】 ・読売新聞(朝刊)2024年9月1日/小泉悠(安全保障研究者・東京大准教授) ・京都新聞(朝刊)2024年8月12日 ・日本経済新聞(朝刊)2024年8月9日 ・図書新聞2024年7月27日/坂野徹(科学史・フィールドワーク史) ・毎日新聞(朝刊)2024年7月6日/加藤陽子(東大教授・日本近代史) ・産経新聞(朝刊)2024年6月23日 ・毎日新聞(朝刊)2024年6月9日/著者インタビュー ・西日本新聞(朝刊)2024年6月8日/著者インタビュー ・文藝春秋2024年7月号/平山周吉(雑文家) ・週刊エコノミスト2024年6月4日号/井上寿一(学習院大学教授) ・日本経済新聞(朝刊)年6月1日 【目 次】 はじめに 第1章  開戦までの国家戦略ー日米ソの角逐 第2章  満洲の蹂躙、関東軍の壊滅 第3章  南樺太と千島列島への侵攻 第4章  日本の復讐を恐れたスターリン おわりに 「自衛」でも、「解放」でもなく

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