娼婦の本棚

中公新書ラクレ 761

鈴木 涼美

2022年4月7日

中央公論新社

946円(税込)

新書

「この本は、これから身体を売ったり、嘘をついたり、悪い人に出会ったりするかもしれない、まさにアドレッセンスというものの中を突き進んでいく若いオンナノコたちに向けて書きました。私が私の青春を生き抜くために貪った本の中から、特に印象的なものを選び、私が付箋を貼っていたような痺れる一文をなるべくたくさん紹介しています。母がさりげなくそうしてくれたように、若さを持て余した誰かの本棚に忍び込ませることができたらいい。それがどこか何かのタイミングで、新しい読書に繋がったらもっといいし、朝まで生き延びる暇つぶしになったらいいし、暗い夜を逞しく歩いていくオンナノコたちにとって、浮き具になったり電灯になったり地図になったりすることもあるかもしれない、そんな風に思っています」 (「はじめに 時に夜があまりに暗く、字を照らす光がなくても」本文より)

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(1

starstar 2

読みたい

3

未読

1

読書中

0

既読

24

未指定

29

書店員レビュー(0)
書店員レビュー一覧

みんなのレビュー (1)

Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください