日本の憑きもの復刻版

社会人類学的考察

中公新書

吉田禎吾

1999年5月31日

中央公論新社

880円(税込)

人文・思想・社会 / 新書

伝統社会の解体、都市化の進行とともに、キツネ憑き・イヌガミ憑きなどのいわゆる憑きもの現象は今や消失してしまった感がある。しかしこの現象の背後には意外にも、日本社会の家筋の問題を含む人間関係の祖型が匿されているのではなかろうか。憑きもの現象が濃密に残存していた村落への長年の調査と、外国の豊富な類例とを比較して考察した本書は、かつて日本民俗学が試みた領域への、社会人類学の側からの新しい照射である。

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(2

starstarstarstar 4

読みたい

0

未読

0

読書中

1

既読

5

未指定

4

書店員レビュー(0)
書店員レビュー一覧

みんなのレビュー

レビューはありません

Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください