真昼のプリニウス

中公文庫

池澤夏樹

1993年10月31日

中央公論新社

649円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

私はここまで来た。この山に、この身に、この心に、何が起こるかを見に来たー。浅間山頂の景観のなかに、待望のその時は近づきつつある。古代ローマの博物学者プリニウスのように、噴火で生命を失うことがあるとしても、世界の存在そのものを見極めるために火口に佇む女性火山学者。誠実に世界と向きあう人間の意識の変容を追って、新しい小説の可能性を示す名作。

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