地球(テラ)へ…(1)

中公文庫コミック版

竹宮恵子

1995年1月31日

中央公論新社

836円(税込)

漫画(コミック) / 文庫

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Readeeユーザー

(無題)

starstarstarstar 4.0 2019年01月12日

ミッチーが「ソルジャー・ブルーに憧れるけどキースかな」と銀河伝説ツアーで言っていた以来気になっていたので読んだ。 一つの古典なんだろうなあ。 今読むとそんなに新しい設定はない。 地球の生命を優先せるためコンピューターによる人間の育成管理が始まる。 14歳の成人検査をパスできなかった、もしくはESPを発露させたものは抹消。 エリートとして地球を運営するもの、コモンとして善く生きるもの、どちらにしてもマザー(大元のグランドマザー)のプログラムに則る。 成人検査の結果ESPがわかり抹消されそうになったところを逃げ出したミュウ達。 繊細な心やどこかしら欠陥を持つ。 その指導者ソルジャー・ブルー。彼は地球へのあこがれを強く持つミュウ。 人間の頑丈さを持ったままミュウの強いESPを持つ存在としてジョニーはブルーに見出され、彼らの宇宙船に迎え入れられる。 彼はソルジャー・ブルーの遺志を継ぐ。 男の子から男の子への、意志の受け渡し。 そこに根拠はないのに。 でもなぜか納得してしまう。ジョミーが受け入れたことに。 それ程に魅力的な運命、だったのかな。 そこら辺の心理描写があれながら。 ブルーとかシロエとか、感情移入しようとしたら意外とすぐ死んでしまうのは良かった。 彼らが死を受け入れているのもすごかった。 一つのことに賭ける、それだけで死ねる。すごいな。 確かに3回で終わるのはもったいなかっただろう。 そしてキース。ジョミーたちとは真逆の育ち方。 人工授精で生まれた中での一番の成功作。万能の超絶エリート。 けれどシステムに対する苦悩も同時に抱える。しかしそれこそが高度なマスターの証。 そういうところ深いよねえ。少年漫画なのに。 その辺りの、なんだろう、普通の人にとってわかりやすいレベルの「深さ」が受けたのかもしれない。 そして美しさ!絵の。

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