蔵(下巻)
中公文庫
宮尾登美子
1995年7月31日
中央公論新社
748円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
「あの蔵を全部、烈に下(くんな)せ」-打ち続く不幸に酒造りへの意欲も失った父意造に、烈は見えぬ目に必死の願いをこめて訴えた。女ながら蔵元を継いだ烈は、さらに蔵人・涼太への愛をまっしぐらに貫き、喜びの終末を迎える。
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