紅蓮の女王改版

小説推古女帝

中公文庫

黒岩重吾

1995年8月31日

中央公論新社

691円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

暗雲はらむ古代日本。大王家をめぐって権謀が渦まくなか、絶世の美貌の身を恋の激情にゆだねる炊屋姫。そして、強敵物部氏を滅亡に追いつめてゆく、冷徹な政治家蘇我馬子。二人の像を中心に、推古女帝即位にいたる激動の古代を彩る人間ドラマを鮮かに描いた、壮大な歴史小説。

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