原子力空母「信濃」最後の出撃(中巻)
中公文庫
鳴海章
1997年10月18日
中央公論新社
607円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
オイル・ロード防衛の任を帯びペルシャ湾に派遣された信濃艦隊は、暴走した一部イラン軍のミサイル攻撃で深手を負った。犠牲の大きさに日本政府は帰還を命令。だが、この間に東アジア情勢に深刻な緊張が生じていた。南沙諸島の権益を巡り米中が衝突、ついに米空母艦載機と中国空軍が交戦したのだ。母国をめざしてベンガル湾を航行する信濃の行く手には、続々と集結する米中空母の艦影が。
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