國語元年

中公文庫

井上ひさし

2002年4月25日

中央公論新社

838円(税込)

小説・エッセイ / 人文・思想・社会 / 文庫

「共通口語」を発明せよ。明治七年、文部官僚・南郷清之輔は「全国統一話言葉」制定を命じられ、まず家中から口語の統一をこころみる。しかし南郷家はお国言葉の坩堝。清之輔は長州弁、妻と舅は薩摩弁、使用人たちは遠野弁に津軽弁、江戸武家言葉に町言葉。単語のちがい、異なる発声。屋敷中は大混乱に…言語と近代国家の奇妙な緊張関係を、ユーモラスに描いたテレビ版戯曲、文庫初登場。

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