白鳥の歌なんか聞えない改版

中公文庫

庄司薫

2002年10月31日

中央公論新社

838円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

死にゆくもの、滅びゆくものを前に、ふとたじろぐ若い魂。そして「死にゆくもの、滅びゆくもの」として見つめられ愛されることを拒絶する、もう一つの若い魂。早春のきらめきの中に揺れる、切ないほど静かで、不思議に激しい恋の物語。

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