
吉田茂という逆説
中公文庫
保阪正康
2003年5月31日
中央公論新社
1,571円(税込)
人文・思想・社会 / 文庫
戦後日本の道筋を決定的に方向付けた日本国憲法、対米交渉そして「天皇」。そこには、常に一人の政治指導者の姿があった。やがて日本が冒されるだろうと予言した“自立性を欠いた民権思想という病”とは、そして、彼が信じた「日本の進むべき道」とは何かー。戦後最大の宰相・吉田茂の虚実に迫る著者渾身の大作。
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