青山二郎の話改版
中公文庫
宇野千代
2004年9月30日
中央公論新社
712円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
骨董は女と同じだ。抱いてみなければわからないー透徹した美意識に支えられた審美眼の主として、異彩を放ち続けた青山二郎。その放蕩も含めて日常を見守った著者が、愛と尊敬と好奇心をもってささげるオマージュ。抑制されたやわらかな言の葉に、卓越したある時代の魂がたしかに宿る。
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