篠山早春譜
高瀬川女船歌4
中公文庫
澤田ふじ子
2010年12月31日
中央公論新社
712円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
高瀬船の船頭・弥助は、同じ長屋に住み数珠の玉磨きをしている藤蔵という若者を連れ、宗因の営む「尾張屋」へやってきた。宗因は藤蔵が身分を偽り、かつては腕の立つ武士であったことを見抜く。別の夜には、入れ墨をした一見客が現れ、八丈島の三年半に及ぶ島流しから江戸に戻ったが、ある人物を探すために京都へやってきたというのだがー。
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