北の武士たち・狼奉行

傑作時代小説短篇集

中公文庫

高橋 義夫

2018年3月23日

中央公論新社

880円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

自害の恐れがある代官の嫡男・孫四郎を預かった左金吾。盗賊の討伐に向かう夜、孫四郎が姿を消しー(「赤い米」)。羽州上山藩の僻地に赴任した靱負は、病を運ぶ狼と藩の陰謀に立ち向かう(直木賞受賞作「狼奉行」)。山形在住の直木賞作家が、北の武士の哀楽を活写する短篇集。書き下ろし二篇を収録した、文庫オリジナル編集。

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