膠着

スナマチ株式会社奮闘記

中公文庫 こ40-36

今野 敏

2020年1月21日

中央公論新社

726円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

老舗糊メーカー・スナマチ株式会社は創業以来の大ピンチ。社運をかけ新製品開発を行うも、できあがったのは“くっつかない糊”!?そんなもの売れるのかと頭を抱える新入社員の啓太と、「俺に売れないものはない」と豪語するベテラン社員の本庄。窮地に陥った会社を救うべく、営業マンたちの闘いが始まった!ユーモアたっぷりサラリーマン応援小説。

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NOB

この気持ちわかる

starstarstarstarstar 5.0 2020年10月05日

新人くんが仕事が面白くなる気持ちわかるなー。やっぱり、やりがいなんだと思います。 最近の若い子にも体験させてあげたいですね。

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Eugene

企業小説・経済小説

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3.5 2020年01月31日

世に"経済小説"と言われるジャンルのフィクション群がある。 城山三郎さん、高杉良さん、また、山崎豊子さんのものにもあるし、古くは、梶山季之さんの作品群にも存在し、現時の池井戸潤さんのものも、そのジャンルに"企業小説"的な意味で含まれる。源氏鶏太さんの、一種「サラリーマン小説」を嚆矢とすべきかもしれない。 清水一行さん、楡周平さん、幸田真音さん、etc.高名な方々の尊名が列挙できる。 この数日、梶山三郎さんの「トヨトミ」シリーズ、今野敏さんのものを立て続けに購読した。 今野のさんの「膠着」は2010年、梶山さんの「トヨトミの逆襲」は、最近のもの。 「トヨトミ」は、一般的なものだか、今野さんのものは、例によって、今野さん一流のユーモア風味も少々、加味されている。 このジャンルについては、後日、纏めたものを書きたいと思うが、僕自身には、「読みやすい」。 Eugene

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