よその島

中公文庫 い115-3

井上荒野

2023年3月23日

中央公論新社

858円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

日常がサスペンスに変わるーー 「殺人者」の存在を知ったから この島で、過去と現実は溶け合い、 やがて謎が解けたとき、景色はがらりと反転する。 『あちらにいる鬼』で話題の井上荒野の長編作 離島へ移住を決めた芳朗と蕗子、そして夫妻の友人・野呂。 人生の終盤で実現した共同生活の滑り出しは順調に見えるが、三人はそれぞれ不穏な秘密を抱えており……。 おいそれとは帰れないこの場所で、彼らは何を目にし、何を知るのか。 長く歳月を共にしても、一緒には辿り着けない場所がある。 人は、自分にだって嘘を吐くのだから。

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(2

starstar
star
2.35

読みたい

3

未読

2

読書中

0

既読

7

未指定

12

書店員レビュー(0)
書店員レビュー一覧

みんなのレビュー

レビューはありません

Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください