
化物園
中公文庫 つ36-1
恒川光太郎
2025年5月22日
中央公論新社
990円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
「私は人ではありません。数百年を旅して回り、メンタマグルメに興じています」 公園の雑木林を狩り場に、人間のメダマを狙う《猫》。 かかわったものに呪いをかけ、どこまでも追いかける《蛇》。 甘言で家を乗っ取り、金だけさらっていく《狐》。 古今東西、人間の陰に生き、喰らい、時に育てる化物たち。 その醜くて愛おしい姿を、とくと、ご覧あれ! 醜悪、異様、狡猾、艶然ーー。 恒川光太郎が描く、身の毛もよだつ究極のホラー七篇!
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