
双調平家物語(14)
橋本治
2006年12月20日
中央公論新社
2,530円(税込)
小説・エッセイ
「福原よりの院宣、既に下ってある」。平氏の専横を倒さんがため、頼朝、ついに挙兵する。源三位入道頼政を巻き込んだ「以仁王のご謀叛」は平定されるが、清盛は不安から福原遷都を決行する。それから三月後、伊豆にある頼朝は、荒聖文覚のもたらした偽の院宣によって、平家追討の兵を挙げる。
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