アジア覇権戦争(4)

C・novels

大石英司

1996年6月30日

中央公論新社

854円(税込)

ライトノベル

台北へのミサイル攻撃で市民に多数の死傷者を出し、国際的に孤立した中国軍部は、ますます先鋭化する。距離わずか二キロで大陸と対する台湾領の最前線金門島-地上でもっとも堅牢な要塞島への上陸作戦が始まった。優勢な台湾空軍が出撃できない悪天候を突いて、兵員を満載した中国の大小艦艇が押し寄せる。台湾守備隊の虚を突く秘密兵器「激光」を用いて海兵隊五千を上陸させた中国軍。危地に立つ台湾は日本に本格的な軍事援助を要請するが…。常任理事国日本の選択シミュレーション。

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