
冬のオペラ
C・novels
北村薫
1996年10月31日
中央公論新社
990円(税込)
ライトノベル
名探偵・巫弓彦、人知を越えた難事件を即解決。身元調査など、一般の探偵業は行いません。-わたし姫宮あゆみが働く不動産屋さんの二階に「名探偵」が事務所を開いた。名探偵にふさわしい事件が来るまではアルバイトで生活をたてているという。真実が見えてしまいそこから目を逸らさない彼と、その記録者を志願したわたし、東京で、冬の京都で二人が遭遇した三つの哀しい事件。
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もこりゅう
名探偵はなるのではない。ある時に自分がそうであることに気づくのです
名探偵 巫(かんなぎ)弓彦 人知を越えた難事件を即解決 身元調査等、一般の探偵業は行いません 「名探偵はなるのではない。ある時に自分がそうであることに気づくのです」 「≪名探偵≫というのは、行為や結果ではないのですか」 「いや、存在であり意志です」 (帯より引用) まさに名探偵ぶりを発揮する巫さんには、ほれぼれする。まさに「天空の上の人」である。「三角の水」は、まさに逆転の発想。アイスのフタと消火用の水がキーワードとまさに人知を越えている?「蘭と韋駄天」は、韋駄天と足疾鬼と掛け合いに進んでいく構成だが、やや物足りなさを感じる。「冬のオペラ」は、この3つの事件の中ではまさにミステリーといえる。唯一、殺人のおこる作品でもあり、謎が謎を呼ぶ事件現場、勘のいい人ならば途中で犯人がうすうす感づくだろうが、まさかあそこまではわからないと思う。「空飛ぶ馬」や「夜の蝉」の円紫と巫は、すぐに真相がわかってしまうところが似ている。
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