女ひとり人形の殺人

C・novels

斎藤栄

1996年11月30日

中央公論新社

854円(税込)

ライトノベル

二階堂日美子は、従弟で関東新聞学芸部に勤める柏木太陽の「人形」取材に同行、二十年前に焼身自殺した名人形師・波川源次の娘かおるを訪ねた。かおるの姉二人はいずれも変死しており、彼女自身は盲目であった。次に会った元人形商の雨宮芳夫は、翌日に焼死、遺体から睡眠薬が検出される。これは波川源次と同じ死に方で、現場では鬼女面をつけた女が目撃された…。東京人形町、岡山人形峠、福岡人形原-妖美な人形が「人形」の地で引き起こす連続殺人!日美子の推理は。

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