昭南島に蘭ありや

C・novels

佐々木譲

1998年4月25日

中央公論新社

1,430円(税込)

ライトノベル

昭和十七年、日本軍はシンガポールを占領し、昭南島と改名した。日本旅券を所持する台湾生まれで客家の青年梁光前は、その日から己の存在を問い続けることになった。中華の民か、大日本帝国の臣民か。そのどちらでもあり、どちらにもなれない自分。過酷な軍政と抵抗する人々。戦争という歴史の歯車が軋みをあげる中、光前は決断する。自分自身の手で己が何者なのかを示すことを。-そして東条英機暗殺計画が密かに進行し始めた。

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Readeeユーザー

(無題)

starstarstarstarstar 5.0 2019年03月07日

昭和十七年、日本軍はシンガポールを占領し、昭南島と改名した。日本旅券を所持する台湾生まれで客家の青年梁光前は、その日から己の存在を問い続けることになった。中華の民か、大日本帝国の臣民か。そのどちらでもあり、どちらにもなれない自分。過酷な軍政と抵抗する人々。戦争という歴史の歯車が軋みをあげる中、光前は決断する。自分自身の手で己が何者なのかを示すことを。―そして東条英機暗殺計画が密かに進行し始めた。

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