国家の哲学

政治的責務から地球共和国へ

瀧川 裕英

2017年8月23日

東京大学出版会

4,950円(税込)

人文・思想・社会

第1章 個人は国家に対して義務を負うか?--政治的責務の正当化根拠を問う 第I部 国民の共同体としての国家  第2章 人間関係から責務が生じるーー関係的責務  第3章 国家は親か? 国民は友か?--関係的責務論  第4章 普遍的な父の下における兄弟ーー原理の共同体論 第II部 同意によって構築された国家  第5章 同意は義務づけるーー明示の同意論  第6章 居住や投票は同意か?--暗黙の同意論  第7章 仮説の同意は同意か?--仮説の同意論と同意の批判理論 第III部 人々に利益をもたらす国家  第8章 国家は自己利益を最大化するーー自己利益論  第9章 国家の恩に感謝するーー感謝論  第10章 国家の存続に個人の遵法は必要か?--必要テーゼ  第11章 あなたが負うから私も負うーーフェアプレイ論  第12章 一般的な遵法義務は存在しないーー哲学的アナキズム  第13章 国家は自然状態よりよいか?--自然状態テーゼ 第IV部 義務を果たす手段としての国家  第14章 人間が当然に負う義務ーー自然義務論  第15章 正義の制度を支持する義務ーー正義の自然義務論  第16章 法的状態を実現する義務ーー法的状態実現義務論  第17章 国家は分業であるーー割当責任国家論 終 章 政治的責務と遵法義務 Philosophy of the State: From Political Obligation to Grobal Republic Hirohide TAKIKAWA

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