資本主義日本の地域構造

石井 寛治

2018年2月14日

東京大学出版会

6,600円(税込)

ビジネス・経済・就職

近代日本にとって重要な意味をもった地域経済の実態について,地域・産業ごとの精緻な実証分析によって明らかにする.学界に大きな影響を与えた産業革命論の議論を現代的位置づけをし直すとともに,地域での生活実態の解明であるという究極の課題に対しても現在の到達点からの考察を加える. 序 章 近代日本の地域経済構造の考察 第I部 地域史と全体史をつなぐ  第一章 産業革命論ーー民衆生活の視点から  第二章 地域経済の変化ーー資本制部門の分散から集中へ  第三章 国内市場の形成と展開ーー商品流通の視点から  第四章 織物集散地と織物問屋のランキング  第五章 商業会議所の性格と会員資格の格差  第六章 中央銀行の制度と機能ーーフランスとの対比  第七章 昭和恐慌における階層別打撃 第II部 地域史から見た全体史  第八章 明治経済史再考ーー多摩「シルクロード」の人々  第九章 日本近代史上の上方経済ーその役割の再評価  第一〇章 再考・維新経済史ーー四国松山から 終 章 結語と展望 附 録 昭和初期の大資産家名簿 The Regional Structure of Capitalistic Society of Japan Kanji ISHII

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