
不確かさの時代の資本主義
ニクソン・ショックからコロナまでの50年
宮川 公男
2021年8月30日
東京大学出版会
4,620円(税込)
ビジネス・経済・就職
中流階級の縮小,貧富の二極化など,世の中は格差社会へと進みつつある.現代の資本主義が抱えるこれらの課題は,50年前にその萌芽があった.高度成長の時代からすでに迷走がはじまっていた経済社会の軌跡を,日米を比較しながらたどり,混迷な時代である現代に,未来への道しるべを浮き上がらせる. 序 章 1970年代からの50年を振り返る 第1部 豊かさの終焉 第1章 挑戦を受ける資本主義文明ーー70年代の警鐘を回顧する 第2章 しぼむアメリカン・ドリームとミドル・クラスーー沈黙の不況の中の20年間のアメリカ 第3章 アメリカ経済社会の中でのリスク・シフトーー70年代に始まった不確かさ 第4章 日米工業資本主義の変質ーー70年代から80年代の脱工業化と国際化 第5章 日本の「失われた年代」 とアメリカの「ニュー・エコノミー」--90年代から2000年代のバブル崩壊と金融危機 第II部 不確実性の中の経済社会の危機 第6章 アメリカにおける経済の金融化への歩みーーグラス・スティーガル法が消え金融危機へ 第7章 住宅バブルとリーマン・ショックーーアメリカン・ドリームを盗んだサブプライム・ローン 第8章 リーマン・ショックはどのように収束したかーーウォール・ストリートは救われメーン・ストリートは見放された 第9章 失われる「良い職」と縮小するミドル・クラスーー技術進歩とグローバリゼーション 第10章 新型コロナウイルス・ショックとアメリカ大統領選挙ーー大きく変わったリーマン・ショック後の世界 終 章 資本主義と民主主義の再生への道 Changing Capitalism in an Age of Uncertainty: A 50-Year History from the Nixon Shock of 1971 to the Coronavirus Pandemic of 2021 Tadao MIYAKAWA
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