内発的発展論

鶴見和子 / 川田侃

1989年3月1日

東京大学出版会

3,190円(税込)

ビジネス・経済・就職

21世紀を目前にしたわれわれの地球は、生態系破壊、貧困・飢餓、核・戦争の脅威などに象徴されるような、極めて深刻な危機の中にある。本書は、このような地球的規模の諸問題が、西欧型「近代化」の負の集積に起因することを明らかにしながら、この「近代化論」にとって代わることのできる新しい発展の道を、「地域」から発想しながら追究した、意欲的研究書である。

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Readeeユーザー

(無題)

-- 2019年09月25日

1. 内発的発展論の系譜 内発的発展とは、西欧の近代化論のもたらす様々な弊害を癒し、あるいは予防するための社会変化の過程である。その担い手は、その目指す価値や規範を明確に指示する。近代化論の価値中立性に対して、それは価値明示的である。 近代化論 vs 内発的発展論 価値中立性 対 価値明示的 先発国 対 後発国 自助 資本主義と社会主義 対 仏法社会主義 多様性に富む社会変化 基本的必要の充足 内発性・自立性による可能性の発現 エコロジーの立場〜共存 経済社会構造の変革〜パラダイム転換、地域から

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