
境界線の学校史
戦後日本の学校化社会の周縁と周辺
木村 元
2020年12月2日
東京大学出版会
3,960円(税込)
人文・思想・社会
通信教育や夜間中学が問う「学校に通える人」と難しい人との境界,民族学校が問う「国民」と非「国民」の境界,実業教育が問う「普通教育」とそうでない進路の境界…….「公教育」とは何か,誰になにを保障するのか.いまなお変動の中にある日本の「学校化社会」のありかたを歴史に追う. 序 章 「境界線の学校史」の問題構制(木村 元) 第1章 「学校」制度の境界線ーーその形成と展開(木村 元) 第I部 教育を保障する境界ーー義務教育・学校教育・公教育 イントロダクション(木村 元) 第2章 夜間中学の成立と再編 --「あってはならない」と「なくてはならない」の狭間で(江口 怜) 第3章 勤労青少年教育における学校方式の問題 --教育機会拡充をめぐる社会的力学(濱沖敢太郎) 第4章 揺れ動く公教育の境界線 --外国人学校は公的に保障されうるか(呉永鎬) 第II部 どんな教育を保障するかーー普通教育の境界変動 イントロダクション(木村 元) 第5章 道徳教育に抗する/としての生活指導 --普通教育の境界変動と宮坂哲文(神代健彦) 第6章 普通教育としての職業教育をつくる --産業教育研究連盟と新制中学校カリキュラムの変容(松田洋介) 第7章 高校工業科における普通教科と専門教科 --柔軟な教育課程編成による職業と生徒への対応(山田 宏) 結 章 〈学校の世紀〉における境界線の変動(木村 元) Boundaries of Japanese Public Education: A History of Schooling Society and its Borders Hajime KIMURA, Editor
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