教育にこだわるということ

学校と社会をつなぎ直す

ガート ビースタ / 上野 正道

2021年11月24日

東京大学出版会

4,950円(税込)

人文・思想・社会

「社会のニーズに応えることは大切である。しかし社会が学校に過度に従順を求めるとき、教育(学)の側に頑固にこだわることで抵抗することも必要である」(訳者解説より)。かけがえのない存在が、他者とともに、世界へとあらわれる回路への「こだわり」、その意味と根拠を注目の思想家が示す最新刊。 日本の読者へ 序章 抵抗する義務 1章 応答か、責任ある応答かーーグローバル・ネットワーク社会のための民主的教育 2章 ビルドゥングはどのくらい一般的になりうるのかーー近代の教育理念の未来についての反省的見解 3章 世界に精通するようになることーーレトリックのカリキュラムを教育的観点から検討する 4章 クリティカル・シンキングと批判についての問いーー脱構築からのいくつかのレッスン 5章 哲学、さらされること、子どもたちーー教育における道具主義化にどう抵抗するか 6章 ためらいのない教育はないーー教育関係の限界を探る 7章 トランスクルージョンーー民主主義と民主化の議論における包摂と排除の緊張の克服 8章 教育と民主主義を再訪するーーデューイにおける民主主義の不足 9章 教育学を公共的なものにするーー公共への教育か、公共の教育か、あるいは公共性のための教育か 終章 過去を振り返ることと未来を展望すること 訳者解説(上野正道)

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