「サードエイジ」をどう生きるか

シニアと拓く高齢先端社会

片桐 恵子

2017年8月15日

東京大学出版会

3,080円(税込)

人文・思想・社会

はじめにーーシニアと拓く高齢先端社会 第1章 サードエイジを生きるーー社会参加からの出発    1 退職シニアにとっての社会参加とは  2 社会参加位相モデル  3 サードエイジをいかに生きるか  4 日本の高齢化の現状  5 高齢期格差ーー下流老人問題  6 社会参加活動と関連する概念  7 置き去りにされてきた市民参加 第2章 シニアと社会とのかかわり    1 社会参加の現状  2 高齢者就労の現状  3 市民参加とは何か  4 政治参加の現状  5 市民参加と公共性  6 シニアの市民参加の意義 第3章 サードエイジの学び    1 生涯学習における学び  2 生涯学習の実施施設と現状  3 社会参加活動で身につくもの  4 ソーシャル・キャピタルの視点から  5 企業市民ーーCSR戦略 第4章 サードエイジの活躍の場ーー見過ごされてきた可能性    1 生涯現役を目指す社会ーー継続就労をめぐる現状  2 継続就労の課題  3 サードエイジの転職と起業  4 ダイバーシティ雇用環境の実現に向けて  5 市民参加で地域を支える  6 サードエイジとNPO  7 社会参加としての生涯学習ーー学び続ける場  8 市民参加再考 第5章 成熟した超高齢社会の実現に向けてーー個人と社会の成熟の実現    1 アクティブ・エイジングからみた健康に対する効果  2 生涯発達からみた効果  3 高齢先端社会からみたシニア市民の可能性 おわりに Development among Third Age in Super Aging Society Keiko Katagiri

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