
テレビマン伊丹十三の冒険
テレビは映画より面白い?
今野 勉
2023年6月28日
東京大学出版会
3,850円(税込)
ビジネス・経済・就職
エッセイスト、イラストレーター、映画監督、俳優、猫好き……。多彩な顔を持つ稀代の才人伊丹十三は類稀なるテレビマンでもあった! 『遠くへ行きたい』『天皇の世紀』『欧州から愛をこめて』など伊丹と共に番組を制作してきた盟友が綴るテレビマン伊丹十三の冒険の軌跡。 序文 「テレビマン」とは何か 第1章 潔癖な完全主義者だったエッセイスト伊丹十三さんがテレビに出会うまで 1 伊丹十三さんの原点 2 伊丹さんとの出会いまで 3 最初の出会い 4 再会まで 5 『遠くへ行きたい』の始まり 6 「話」を撮るためのカメラを探せ 7 「事実とは何か」「伝えるとは何か」 8 いきなりカメラ前に寝ころんだ 9 テレビマンとしての出発 10 事件が起きた 11 虚と実の境目へ 12 事実へのプロセスの開示 13 お互いに何を話していたのか 14 大江健三郎さんが語る伊丹十三 15 伊丹さんとクラシック音楽 16 宮本信子さんのこと 17 湯河原の伊丹邸で 18 『ヨーロッパ退屈日記』と私 第2章 「映画的である、よりもテレビ的であることが面白い」と言ったことのある伊丹十三さんについて、是枝裕和さんと語る 1 伊丹十三賞の是枝裕和さんと対談ーー『遠くへ行きたい』と『天皇の世紀』をめぐって 2 ドキュメンタリー・ドラマをめぐって 3 自由な人々を撮るのは自由な人々でなければならない(『今野勉のテレビズム宣言』(フィルムアート社)より) 第3章 己れをまったく消し去って、出会った人々の語りを、ただただ忠実に書き写す、という聞き書きに熱中していたテレビ時代の伊丹十三さんであったが、その作業は期せずして映画作りの助走路となっていた 1 テレビから映画へ 2 父・伊丹万作のこと 3 テレビマン時代に並行してやっていたこと=聞き書き 4 映画への助走路としての聞き書き 5 父と子 6 伊丹さん、組織に入る 7 映画への道 8 伊丹さんが語る「映画」 9 伊丹さんと語る「映画」と「テレビ」 10 「絶筆」 あとがきに代えて
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