
代数学3体とガロア理論
大学数学の入門
桂利行
2005年9月30日
東京大学出版会
2,640円(税込)
科学・技術
本書では、ガロア理論の解説を行う。第1章ではそのために必要な体の代数的拡大の理論を整備する。超越的拡大の理論はガロア理論そのものを理解するためにはとくに必要ではないが、体の理論として欠くことのできないものであるから、最終節において要点の解説を行った。この節は省略してもガロア理論を理解するだけであればとくに問題ないであろう。第2章においてガロアの基本定理とそのいくつかの応用を解説した。代数方程式の可解性、定規とコンパスによる作図可能性などの問題はガロア理論が応用される代表的な例である。第3章ではさらに進んだガロア理論の応用を扱う。初学者が学ぶ内容としては多少高度なことも含んでいるが、ガロア群が体の構造とどのように関わるか明らかにするために記述した。
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